東京工芸大学 阪川武志名誉教授による『これからの写真制作』を不定期でライカ・バルナック・クラブ会員のみに配布しております。
内容は、デジタルカメラによる写真制作が活発になり、カメラを持って活動する人が増えてくる中、ライカカメラにはフィルムカメラとデジタルカメラの両方に製品があります。
ユーザーは選んで片方を使用、あるいは両方を使い分けていると思います。
長い歴史を経てきたフィルムカメラの場合、自家処理(写真店やラボではなく自分の手)によって写真制作をする人もたくさんいると思います。
本紙のレポートでは、フィルムカメラシステム、及びデジタルカメラシステムを使って写真制作をする方法を解説していきます。多様化する写真制作において、本誌のレポートを参考にしてご自身に合った方法を写真ライフにお役立ていただければと思います。
1回目:REPORT.1 変わっていく写真制作技術
■変わっていく写真制作技術
■黒白写真による作品制作
■カラー写真による作品制作
■現在、暗室で作品制作(銀塩写真ゼラチンシルバープリント)している、またはこれから始めようと思っている方へ
■デジタルプリントには暗室はいらない
2回目:REPORT.2-1 黒白写真の制作1・黒白フィルムを使う
■黒白写真制作で重要なこと
■これからの黒白フィルム・使い方
■黒白フィルム現像処理のテクニック・まとめ
■上手な現像処理の方法と要点
2回目:REPORT.2-2 黒白写真の制作2・黒白フィルムを使う
■黒白フィルム現像処理の実際
黒白フィルムと現像タンクへの装填
現像処理の工程と条件
現像から定着まで
水洗から乾燥仕上げまで
参考
3回目:REPORT.3 黒白写真の制作2・引き伸しと黒白印画紙
■引伸ばしと黒白印画紙
引伸機
引き伸ばしレンズ
暗室と引き伸ばし作業に使用する器具
引き伸ばし操作
黒白印画紙と取扱い
まとめ
参考
4回目:カラー写真の制作
カラー写真制作で重要なこと
色再現を考えるのに必要な3原色理論とカラー写真の色再現
フィルムカメラによるカラー写真制作
デジタルプリンタによるカラー写真制作